千代田区日本テレビ沿道まちづくり協議会より、日テレ通り沿道のあり方につき、住民の要望を聴取するアンケートが6/18回答締め切りで発出されました。
このアンケートは、質問に単純に答えると、地区計画緩和、超高層ビル建設容認に結び付きかねない誘導的な内容となっています。
つきましては、超高層ビル建設に異論をお持ちの方は、アンケートの自由記述欄にご意見を記述の上、ご回答くださいますよう、お願い致します。
区から住民の方には、アンケートへの回答方法を記載した葉書を
発送済との説明がありますので、葉書が届いている方は、それに従い、回答ください。
葉書が来ていない方は、次のURLか、或いは、フィッシング詐欺を
懸念される方もおられると思うので、区のホームページのトップページ、
最下欄の新着情報一覧をクリックし、5/28付けをお開き下さい。
千代田区ホームページ – 日本テレビ通り沿道まちづくり協議会 (chiyoda.lg.jp)
(1)先般来ご報告した都市計画マスタープラン改定案では、「番町は、中層・中高層の住居系の複合市街地及び文教地区として、
落ち着いた佇まいを生かしたまちづくりを行う」として答申されました。
(2)然るに、区は答申に対して、「マスタープランに拘わらず、地域課題の解決のため、”特殊解”として、地域中の検討を進め共通認識を作る」という考え方を示しました。
(区ホームページ・マスタープラン改定に対するご意見の概要と区の考え方、ご参照。リンクは次の通りです。)
千代田区ホームページ – 千代田区都市計画マスタープラン改定案に対する意見募集の結果公表 (chiyoda.lg.jp)
(3)アンケートはこの地域課題洗い出し作業として行われるもので、アンケートの実施自体は異論ありません。
(4)しかし、アンケート内容は、広場、公園、バリアフリーを欲するかなど、「YES」との回答を誘う設問だけで、これら要望を実現するために、
地区計画の緩和、超高層ビル建設を容認するかという質問は一切なく、
アンバランスで誘導的なものとなっています。
(5)したがって、自由記述欄には皆様の忌憚のない意見を明確に述べて頂きたいと考えております。
もし、ご多用等の理由で、記述すべき内容がなかなかまとまらないという方は、以下の例と参考としてご記載ください。
① 上記回答は、現行の地区計画の維持を前提としたもので、規制緩和、超高層ビル建設に反対である。
② 現行の地区計画を維持し、住宅地区・文教地区としての環境を維持してほしい。
③ 番町の庭と引き換えに、超高層ビルを許容するなら反対です。それよりも東郷公園の全面再開を急いでください。
(6)アンケートは、6月18日に締め切られ、集計結果が6月末の日テレ通り沿道まちづくり協議会に報告され、
地域課題・共通認識として議論され、地区計画緩和の方向性が出され、超高層ビル建設計画を進めるとの段取りです。
(7)お差支えの無い範囲で、皆様のご家族、ご友人にもアンケートへの回答をお勧め頂ければ、幸いです。
以上よろしくお願い申し上げます。
番町の町並みを守る会事務局