番町の町並みを守る会
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新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は新型コロナ感染症の流行で、皆様たいへんご不自由をされたことと思います。今年はコロナを克服し、明るい年になりますようお祈り申し上げます。

番町の町並みを守る会(以下、「守る会」)は、2018年5月の立上げ以来、番町の町並みが如何にあるべきかを皆様と共に考えて参りました。まちづくり協議会への参加、合計で15回に及ぶ勉強会の開催、陳情書の起草と提出、都市計画審議会(以下、「都計審」)における都市計画マスタープラン(以下、「都市マス」)の改定に対する意見書の起草と提出、オープンハウス、公聴会などへの参加等々、今年の干支である丑の如く、番町の町並みのあるべき姿を模索してまいりました。

さて、我々の理想とする番町の町並みを維持できるかどうかの試金石が本年前半には訪れようとしています。それは、二番町に地区計画の高さ制限(60m)を超える超高層ビルを建設する計画があり、これに反対する住民の声が反映されるか否かということであります。

現在、千代田区は都計審において千代田区都市マスの改定作業を継続しております。昨年の12月中旬には千代田区の都計審千代田区都市マス改定検討部会が開催されて、ほぼ都市マスの改定内容が固まりました。今月、来月に掛けて、この改訂案が公聴会やパブコメにて公開される予定ですが、過去の事例を見てもパブコメにまで持ち込まれた案件が覆ることは滅多にありません。

千代田区都計審に提示された千代田区環境まちづくり部景観・都市計画課(以下、「都市計画課」)作成の案では、「中層・中高層」の建物からなる住居系複合市街地という番町の都市マス上の位置付けを、一旦は「中層・中高層」の文字を抹消したものに変化させましたが、昨年10月13日の都計審で再提示された都市計画課作成の案では「中層・中高層」の文言を復活させました。しかし、他方で新たに「エリア回遊軸」という項目を追加して、エリア回遊軸の一つである日テレ通りにおいては超高層ビル建設を容認できる余地を残しております。私達は、エリア回遊軸を説明する文章にも「中層・中高層」の文言を追加していただきたいと考えております。

さらには、たとえ、都市マスが現行のままであるとしても、再開発等促進区の提案が区議会で可決されれば、超高層ビルの建設は可能であるとの発言も見られる中、いまこそ住民の意思を一つにまとめて千代田区、千代田区区議会及び日本テレビに強く訴えかけていくことが必要であるとの思いが日に日に増しております。

今年3月までが正念場であります。千代田区の中で唯一、超高層ビルの無い番町で、二番町の一角に超高層ビルが建設されると、四番町、五番町・市ヶ谷にも同様の変化が続々と起こり、10年後には超高層ビルが乱立する住宅街・文教地区になってしまうことになるでしょう。どうかそうならないように、住民一丸となって超高層ビルのない、静かな住宅街・文教地区を守って行きたいと念願しております。

皆様におかれましてはご健康で一年を無事お過ごしになること、またコロナが終息することを願うと共に、皆様と一緒に素晴らしい番町の住環境を守り抜けますことを祈念いたします。

 

番町の町並みを守る会 共同代表一同

 

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