番町の町並みを守る会
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2021.01.4

令和2年12月28日に千代田区長に対し要望書を提出致しました

番町の町並みを守る会では、令和2年12月28日に千代田区長に対し、下記の要望書を提出致しました。

 
千代田区長 石川 雅己 殿

「番町の町並みを守る」共同代表
102-0085 千代田区六番町4-11  朝日六番町マンション501号

 

「都市計画マスタープラン」における「番町・麹町地域」の記述についての意見書

 

千代田区都市計画マスタープランの改定作業も大詰めを迎えて参りました。これまでの区役所、区議会、都市計画審議会の委員、関係者のご尽力に敬意を評します。

 

新年15日に開催予定の次回都市計画審議会に於いて実質的に素案が確定すると了解致しますが、番町の住宅街・文教地区としての位置づけを明確にする為に、番町の町並みを守る会として下記の通り、文言の微修正を要望致したく検討をお願いします。(ページは2020年10月13日に配布された改定素案(案)に基づく)

 

 

第4章 地域別まちづくりの方針 (P125)の下記の記述に太字部分を挿入。

 

「B軸別方針 個性ある拠点やまちのつながりを強めていくため、A地区別方針の下、それぞれの軸に沿ったグランドレベルのまちづくりの方針を示します。」尚、この文言は他の地域にも共通して使う事が可能と考えます。
(P137/149/161/174/186/199)

 

以上

 

 

この要望書提出の背景は下記の通りです。

1) 20年前に制定された現行の都市計画マスタープランでは、番町地域の整備方針は、一番町〜六番町、紀尾井町・麹町6丁目、麹町1〜6丁目のごとく、麹町・番町を細分化して、それぞれの地域の方針を述べておりました。

2)現在議論されている都市計画マスタープラン改訂案では、従来の地域の方針をA 地区別方針とB 軸別方針に分け、B 軸別方針に付いては「個性ある拠点やまちのつながりを強めていくため、軸に沿ったグランドレベルのまちづくりの方針を示します。」と言う記述の下、環境創造軸、都市機能連携軸とエリア回遊軸の三つの概念を導入しています。このエリア回遊軸に日テレ通りが含まれています。

3)都市計画マスタープラン改訂案のA 地区別方針では番町に付いて、中層・中高層(高さ60メートル以下)と言う言葉が維持されていますが、B 軸別方針にはこの言葉が入っていません。二番町地区計画は超高層ビル(高さ60メートル超)の建設を禁じています。守る会は、新しく導入された「B 軸別方針」が「A 地区別方針」の下にある事を明確にして欲しい、すなわち、超高層ビルの建設を誘導しないで欲しいと言う趣旨で要望書を提出致しました。

以上。

2021.01.1

新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は新型コロナ感染症の流行で、皆様たいへんご不自由をされたことと思います。今年はコロナを克服し、明るい年になりますようお祈り申し上げます。

番町の町並みを守る会(以下、「守る会」)は、2018年5月の立上げ以来、番町の町並みが如何にあるべきかを皆様と共に考えて参りました。まちづくり協議会への参加、合計で15回に及ぶ勉強会の開催、陳情書の起草と提出、都市計画審議会(以下、「都計審」)における都市計画マスタープラン(以下、「都市マス」)の改定に対する意見書の起草と提出、オープンハウス、公聴会などへの参加等々、今年の干支である丑の如く、番町の町並みのあるべき姿を模索してまいりました。

さて、我々の理想とする番町の町並みを維持できるかどうかの試金石が本年前半には訪れようとしています。それは、二番町に地区計画の高さ制限(60m)を超える超高層ビルを建設する計画があり、これに反対する住民の声が反映されるか否かということであります。

現在、千代田区は都計審において千代田区都市マスの改定作業を継続しております。昨年の12月中旬には千代田区の都計審千代田区都市マス改定検討部会が開催されて、ほぼ都市マスの改定内容が固まりました。今月、来月に掛けて、この改訂案が公聴会やパブコメにて公開される予定ですが、過去の事例を見てもパブコメにまで持ち込まれた案件が覆ることは滅多にありません。

千代田区都計審に提示された千代田区環境まちづくり部景観・都市計画課(以下、「都市計画課」)作成の案では、「中層・中高層」の建物からなる住居系複合市街地という番町の都市マス上の位置付けを、一旦は「中層・中高層」の文字を抹消したものに変化させましたが、昨年10月13日の都計審で再提示された都市計画課作成の案では「中層・中高層」の文言を復活させました。しかし、他方で新たに「エリア回遊軸」という項目を追加して、エリア回遊軸の一つである日テレ通りにおいては超高層ビル建設を容認できる余地を残しております。私達は、エリア回遊軸を説明する文章にも「中層・中高層」の文言を追加していただきたいと考えております。

さらには、たとえ、都市マスが現行のままであるとしても、再開発等促進区の提案が区議会で可決されれば、超高層ビルの建設は可能であるとの発言も見られる中、いまこそ住民の意思を一つにまとめて千代田区、千代田区区議会及び日本テレビに強く訴えかけていくことが必要であるとの思いが日に日に増しております。

今年3月までが正念場であります。千代田区の中で唯一、超高層ビルの無い番町で、二番町の一角に超高層ビルが建設されると、四番町、五番町・市ヶ谷にも同様の変化が続々と起こり、10年後には超高層ビルが乱立する住宅街・文教地区になってしまうことになるでしょう。どうかそうならないように、住民一丸となって超高層ビルのない、静かな住宅街・文教地区を守って行きたいと念願しております。

皆様におかれましてはご健康で一年を無事お過ごしになること、またコロナが終息することを願うと共に、皆様と一緒に素晴らしい番町の住環境を守り抜けますことを祈念いたします。

 

番町の町並みを守る会 共同代表一同

2020.12.5

「景観と住環境を守る全国ネットワーク」機関誌2020.11.10号掲載

「景観と住環境を守る全国ネットワーク」の機関誌2020.11.10号に「番町の町並みを守る会」のこれまでの経緯について共同代表の大橋が執筆しました。

【PDFはこちら】

 

ほかの地区の事例についてもご覧になりたい方は、下記からご覧ください。

http://machi-kaeru.com/_src/4609/景住ネットニュース20201110-05.pdf

2020.11.30

2020年11月18日東京新聞の朝刊一面に番町再開発についての記事が掲載されました

2020年11月18日東京新聞の朝刊一面に番町再開発についての記事が掲載されました。
番町にある女子校、女子学院中学校・高等学校、大妻中学高等学校、雙葉中学校・高等学校三校の校長連名で「番町・麹町の教育環境を守るための要望書」を千代田区に提出しましたが、その背景にまで触れた記事になっています。東京新聞の許諾を得て、番町の町並みを守る会HPに転載いたしました。

記事詳細はこちら

2020.11.30

「番町の町並みを守る会」の提言を新聞折込にて配布させていただきました

11月29日、「番町の町並みを守る会」の提言7項目を裏面に掲載したオンライン勉強会(12月6日)のチラシを、番町・麹町地区への新聞折込で配布させていただきました。

番町の町並みを守る会は、これまで日テレ通り沿道の在り方について日本テレビ並びに区役所に対し要望を行って参りましたが、現時点での提言を7項目にまとめたものです。

内容はこちら

2020.11.15

12月6日(日)ウェブ(Zoom)により勉強会を開催いたします

第15回勉強会 ウェブ(Zoom)開催
開催日時:12月6日(日)14時~15時30分

 

千代田区は本年末の完成を目指し、区の都市計画の指針である都市計画マスタープランの改定作業を進めています。 一方、日本テレビ旧本社ビルの解体工事は着々と進んでおり、年明けには跡地開発に向けて具体的な動きが出てくるものと思われます。番町の良質な住宅街・文教地区を守るためにどうすればよいか、皆様と共に考えたいと思います。 専門家のお話を伺った後、パネルディスカッションを行います。

スマートフォン、タブレット端末、PCをお持ちの方はどなたでも簡単かつ、 無料で参加いただけます。

詳細はこちら

2020.11.15

公聴会についてのお知らせ

千代田区は来年3月の完成を目指し、千代田区都市計画マスタープランの改定作業を続けています。

その改定素案に関する公聴会が11月26日(木)18:30より麹町中学校合同教室にて開催される予定ですが、千代田区ではこの公聴会での意見陳述を募集しています。

18日が締め切りです。

是非、皆様も公述人として応募をして頂きたくご案内致します。

お話し頂く内容は、都市計画マスタープラン全体に拘る必要はなく、番町の住宅街としての環境の維持、文教地区としての静けさの大切さ、高さ制限緩和反対などの各論でも結構です。ご検討下さい。

応募要領は下記アドレス千代田区のホームページをご覧ください。

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/
machizukuri/toshi/kaiteikento/kochokai.html

2020.09.20

千代田区都市計画マスタープランに関する要望書を提出

千代田区は現在、20年前に策定した千代田区都市計画マスタープランの改訂作業を進めており、 826日、27日の両日開催された「オープンハウス」にて「麹町・番町」地区の将来像について区の考え方が示されました。
その内容を受け、番町の町並みを守る会では、現在の都市計画マスタープランの内容を継承していただきたい点、削除していただきたい点、番町地域に超高層ビルを建てないことを明記いただきたい旨等の「要望書」を千代田区長石川雅己様、千代田区区議会議長・小林たかや様、千代田区区議会景観まちづくり特別委員会委員長・河合良朗様、千代田区都市計画審議会会長・岸井隆幸様、千代田区都市計画審議会都市計画マスタープラン改定検討部会会会長 池邊このみ様と各委員(写しを千代田区環境まちづくり部 計画担当部長 印出井一美様)宛てに提出し、受理されました。 

要望書の内容はこちら

2020.09.15

9/12(土)第14回ウェブ(Zoom)勉強会の動画および資料のリンクを公開

開催日時:9月12日(土)15:00〜16:30

 

千代田区は先月千代田区都市計画マスタープランに関するオープンハウス( 住民説明会) を実施しました。
現行の都市計画マスタープランは約20 年前に制定されたものですが、千代田区では今後住民の皆さまの意見を参考に、来年3 月末を目処に新しい都市計画マスタープランを策定する予定です。番町の町並みを守る会では東京都市大学の明石先生をお招きし、専門家の立場からこの改定素案を現行都市計画マスタープランと比較検討する形で解説をお願いたしました。

 

詳細はこちら

2020.09.2

9/12(土)ウェブ(Zoom)による勉強会を開催いたします

第14回勉強会 ウェブ(Zoom)開催
開催日時:9月12日(土)15:00〜16:30

 

千代田区は先月千代田区都市計画マスタープランに関するオープンハウス( 住民説明会) を実施しました。
現行の都市計画マスタープランは20 年前に制定されたものですが、千代田区では今後住民の皆さまの意見を参考に、来年3 月末を目処に新しい都市計画マスタープランを策定する予定です。番町の町並みを守る会では東京都市大学の明石先生をお招きし、専門家の立場からこの改定素案を現行都市計画マスタープランと比較検討する形で解説をお願いすることと致しました。

 

スマートフォン、タブレット端末、PCをお持ちの方はどなたでも簡単かつ、 無料で参加いただけます。

詳細はこちら

2020.08.23

麹町・番町地区都市計画マスタープラン 説明会が開催されます

千代田区主催 麹町・番町地区都市計画マスタープラン説明会が開催されます。 住民の声を届けましょう!

 

千代田区は現在、20年前に策定した千代田区都市計画マスタープランの改訂作業を進めています。区全体に関する事項はほぼ固まったようですが、今後は千代田区内の各地区のまちづくりの考え方について作業が進みます。 千代田区は今月26日、27日の両日、「麹町・番町」地区の将来像について区の考え方を示す「オープンハウス」 を開催します。 展示や質問に対する個別の質疑応答を行うと共に、その場での個別意見の受付もするそうです。

麹町・番町地区には千代田区の人口の3割に当たる19,000人の人が住んでいます。
その一人一人の意見がこの町の将来の姿を決めます。 是非、オープンハウスに足を運び区の考えを理解頂くと共に皆様それぞれのご意見をお伝え頂くようお願い致します。

 

日時:
8月26日(水) 14時〜19時 並びに
8月27日(木) 10時〜15時
場所: 千代田区役所 麹町出張所(住所:麹町2ー8)

又、会場に行けない方は下記にて閲覧出来ます。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/
machizukuri/toshi/kekaku/kaiteikentobukai/openhouse.html

詳細はこちら>>

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