2024.11.6
11月5日発行の「広報千代田」6ページに、二番町地区(日本テレビ跡地)の整備に関連して地域の未来について話し合う番町次世代シンポジウムの開催と、その参加者およびアイディア募集のお知らせが掲載されておりますのでそのご案内をさせていただきます。
(広報千代田p.6へのリンク)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/3952/no1627-6.pdf
(千代田区ホームページ番町次世代シンポジウム参加者募集へのリンク)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/toshi/kekaku/guidelines/nihontvdori.html#ideaboshu
1)日時:2025年1月12日(日)13時から17時
2)場所:千代田区役所
3)対象:区内在住・在勤・通学者
4)参加者定員:30名
5)参加者申込及び意見提出締切:11月19日(火)
住民の意見を千代田区や日本テレビに届ける貴重な機会と存じますので、ぜひ多くの方にご参加/アイディアの提出をいただけますと幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024.04.8
番町の町並みを守る会
番町の町並みを守る会の活動については、いつも多大なご支援をいただき、有難うございます。二番町地区における日本テレビ放送網株式会社(以下「日テレ社」)の再開発案件は、去る3月26日に開催された2023年度第6回千代田区都市計画審議会(以下「都計審」)において、高さ80メートル以下、容積率700%以下、広場面積2500平方メートル程度という要件の千代田区(以下「区」)提出の都市計画案に、以下の様な附帯決議をつけることが多数決で可決されました。
※千代田区ホームページ – 令和5年度 第6回千代田区都市計画審議会 (chiyoda.lg.jp)
内議事録および資料(附帯決議文は末尾記載)をご確認ください。
附帯決議の概要は、以下4点です。
- 事業の具体化にあたっては、地域の融和をはかること
- 高さと容積率に関する数値は上限を定めるもので、実際の建築計画がゆとりを持ったものにすることを妨げるものではないので、事業者と十分協議すること
- 地区施設の管理運営に、真摯な努力をすること
- 本計画の進展状況に応じて、当審議会に報告すること
日テレ社が広場や地下鉄駅へのバリアフリー動線の確保等による地域貢献を条件として、150メートルの超高層ビルの建設を計画しているらしいとのことが伝えられたのは2018年の2月頃でした。一方で番町地域は「中層・中高層の住居系複合市街地及び文教地区」と都市計画マスタープランに記載され、それまで番町地域の地区計画のある地区は全て、最高でも60メートルの高さまでと定められていました。
その後今日まで約6年が経過しましたが、日本テレビ通り沿道まちづくり協議会をはじめとして公式・非公式の様々な場で、区、日テレ社、住民による話し合いが行われるとともに、再開発計画が具体化した2022年以降、延べ7回に亘って都計審でも議論が行われ、その結果は冒頭に記載したとおりです。
現行の二番町地区計画が変更された結果、日テレ社本社跡地の高さ制限が60メートルから「80メートル」になりましたが、附帯決議により、具体的な新ビルの建設確認に当たっては、地域住民・地権者の意向も考慮される余地が残っています。
番町の町並みを守る会は引き続き良好な住宅街・文教地区の維持のため努力を続けます。皆様の変わらぬご支援をお願い致します。
以上
2024.03.14
二番町地区地区計画の変更を行うにあたっての、附帯決議の内容について議論する都市計画審議会が、
3月26日(火)午前10時~千代田区役所にて開催され、その傍聴申し込み受付が始まりましたのでご案内申し上げます。
千代田区ホームページ – 令和5年度 第6回千代田区都市計画審議会 (chiyoda.lg.jp)
上記ホームページの内容をご確認いただき、ぜひ多くの方に傍聴をしていただければ幸いです。
宜しくお願いいたします。
2024.02.2
掲題の通り、来週2月8日(木)15時~、千代田区都市計画審議会が開催され、議題は先月意見募集が行われた二番町地区地区計画改定案についてとなります。
謂うまでもなく非常に重要な議論が行われる場となりますので、ぜひ多くの方に傍聴していただきたくご案内申し上げます。
※傍聴申し込み締切は5日(月)17時までとなっておりますのでご注意ください。
<下記千代田区ホームページより転載>
転載元:https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/fuzokukikan/nitte/index.html (2月8日のところまでスクロールしてください)
第五回千代田区都市計画審議会
日時:2024年2月8日(木)15時~17時(予定)
開催場所:千代田区役所8階第一委員会室
審議内容:1.東京都市計画地区計画 二番町地区地区計画の変更
その他
傍聴人数:80名(会場の都合上開催会場で傍聴できるのは20名までです。残りの方は別室での傍聴となります)
傍聴希望の方は1月30日(火曜日)~2月5日(月曜日)(土曜日・日曜日を除く)午前8時30分~午後5時の間に担当課へ電話でお申し込みください。その際に、お名前(法人であれば会社名を含む)、住所(町名番号)、電話番号、傍聴理由をお伝えください。
電子メール、ファクスの場合は下記連絡宛に、お名前(法人であれば会社名を含む)、住所、電話番号、傍聴理由を記入しお送りください。なお、2月5日(月曜日)午後5時以降に受信したものは無効となります。
希望者多数の場合は、千代田区内にお住まいの方を優先し、それでも傍聴可能人数を超えている場合は抽選とさせていただきます。抽選の結果と当日集合場所は、2月6日(火曜日)もしくは7日(水曜日)に電話、もしくはメールでご連絡させていただきます。
【連絡先】
環境まちづくり部景観・都市計画課都市計画係
電話番号:03-5211-3610
ファクス:03-3264-4792
メールアドレス:keikan-toshikeikaku@city.chiyoda.lg.jp
2024.01.6
二番町地区の地区計画変更案が、1月5日の千代田区のホームページで公開されました。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/toshi/oshirase/nibancho-juran.html
この案は、現在の高さ限度60メートルに関して、日本テレビ本社跡地のみを33%増の80メートルとする内容になっております。
この変更案についての意見書を提出期間である1月5日(金)から1月19日(金)の間に、千代田区役所宛にお送りいただく際のご参考にしていただきたく、直前のご案内で恐縮ですが、1月14日(日)の14時から都市計画の専門家である大方潤一郎先生(明治大学特任教授/東京大学名誉教授)を講師にお招きして二番町の再開発案について勉強会を二番町のグロービス経営大学院にて開催します。
オンラインでも視聴いただけますので、是非、多くの方にご出席・ご視聴いただきたくお願い申し上げます。 詳しくはこちらのチラシをご確認ください。
[クリックでPDFをご覧いただけます]
2024.01.6
昨年12月20日付のメールでご案内させていただきましたが、1月5日付の千代田区ホームページに、二番町地区の地区計画変更案の縦覧及び意見募集のお知らせが掲載されました。
これによれば、現在の高さ制限60メートルに関して、日本テレビ本社跡地のみを33%増の80メートルとする内容になっています。
意見書は住民のみならず利害関係者は誰でも提出することができ、募集期間は1月5日(金)~19日(日)となっています。
地区計画変更案及び意見書の提出先及び要記載事項等については下記千代田区ホームページと、
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/toshi/oshirase/nibancho-juran.html
当会作成のこちらのチラシをご参考にいただければ幸いです。
[クリックでPDFをご覧いただけます]
今回の意見募集は私達が公式に意見表明できる最後の機会となることが予想されます。
ぜひ多くの皆様のご意見を千代田区にお届け頂きたく、宜しくお願い申し上げます。
2023.12.20
本日12月20日付の広報千代田にて、二番町地区地区計画改定の意見募集の件が掲載されました。
意見書は住民のみならず利害関係者は誰でも意見することができ、募集期間は年明け1月5日~19日とのことです。
下記リンクをご確認ください。
・広報千代田令和5年12月20日号8ページ(左下に掲載されています)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/3952/no1606-8.pdf
※広報千代田最新号全体はこちらから
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/koho/koho/index.html#saishin
現時点ではまだ千代田区ホームページにてこの都市計画案は公開されておりませんが、今回の意見募集は我々が公式に意見表明できる最後の機会となるかもしれませんので、ぜひ多くの方のご意見を千代田区にお寄せ頂きたく、まずはスケジュールのご案内をさせていただきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2023.12.2
既報の通り、先月下旬に千代田区より、二番町地区の地権者の皆様に対し、二番町地区における地区計画を、麹町大通りと同じレベルの80mの超高層ビルを可能とする素案が二番町地権者の方へ提案され、12月12日17時締切(郵送は当日消印有効)で意見書の募集が行われております。
このお知らせをお読みいただいている方の中に二番町地区の土地建物所有者の方がいらっしゃいましたら、
また、ご家族やご親戚、お知り合いが二番町に土地建物をお持ちでしたら、
ぜひ添付のチラシをご参考に、千代田区宛てに意見書の提出をお願いいたします。
尚、当会の勉強会にもご登壇いただきました明治大学経営学部特任教授・東京大学名誉教授の大方潤一郎先生が、ご自身のフェイスブックページにてこの計画に対する反対のご意見を表明されております。
ご参考までに共有させていただきます。(出典リンクは最下部にございます)
ーーー以下転載ーーーー
【「千代田区二番町地区地区計画の変更」について当初案が提案者によって取り下げられ、第2次案が提案されました。】
総合設計を使っても建物絶対高さを60m以下にするというルールを定めた地区計画をかけて20年も経っていない二番町地区において(—二番町だけでなく一番町・二番町・三番町・四番町など番町地域には広く、総合設計を使っても建物絶対高さを60m以下にするというルールが地区計画によって導入されています—)1街区にも満たない狭くて不整形な日テレ所有の敷地のみを再開発等促進区に変更して地区計画容積率700%とし、高さ60mを超える超高層事務所ビルの建設を許容する)という、当初案に対し、16条公聴会、17条縦覧において、また令和4年夏のオープンハウスの際のアンケートにおいて、多くの地域住民等が反対したため、また都市マスとの整合性や地区計画の目的との整合性について疑義があるため、3月の都計審では当初案は継続審議となり、都計審の専門家委員による小委員会の提案を踏まえ都計審が修正案の作成を事業者に求めたことから、事業者は10月に当初の提案を取り下げ、11月の都計審に、ビルの高さを80mの抑えた修正案を提案し、区は、これを受けて、16条説明会を開催し、現在、地区計画区域内の地権者等からの意見を募集しているところです。
この第2次案は、修正案といっても、(青空公開空地の一部をピロティ型にしたり、地下駐車場への車路の上にも建物を建てるなどして)ビルの建築面積を少々増やして、建物高さを10m(2階分)だけ下げ、日テレ通りに面した側についてのみ高さ60mのところに軒線を作り、その上の建物については若干セットバックさせたという、わずかな変更をしただけのもので、当初案のかかえる様々な問題は、ほとんど何も改善されていません。特に、番町地域一帯にかけられている高さ60m制限ルールが、特定の一企業の土地活用の思惑で破られてしまう—地区計画で明確に総合設計でも(つまり公開空地を設けても)突破できないと定めているにもかかわらず、その地区計画を、日テレの所有地についてだけ変更して、ルールを変えてしまうという大問題は、高さを80mにしたところで、ほとんど何も改善しないわけです。都市マスの記述との不整合の問題は何も改善されていませんし、地区計画の目的の欄に書かれた記述と地区整備計画による建物高さの基準(80m)との不整合の問題も相変わらずですから、都市計画の内容として不適切であるだけでなく、形式としても違法で瑕疵のある都市計画といわざるをえません。
そもそも、この計画案は、都の「再開発等促進区運用基準」の算定基準によれば、最大限許容される計画容積率は概ね700%になるわけですが、その700%という数値は単なる上限値であって、当該地区にかかっている建築形態規制やその他の制約を再開発等促進区を用いて緩和してまで上限容積率の実現を保障するものではないのです。ですから、この700%という計画容積率は、番町一帯について住民の総意として定めた「中高層(つまり高さ60m以下)の街並み形成」という基本的ルールの枠内で達成すべきことであって、ルールの枠内では達成できない(消化できない)というのであれば、ルールの枠内で達成できる範囲に実現容積率を抑えることは事業者の当然の義務なのです。(それは、たとえば日影規制や高度地区などの建築規制の制約により、指定容積率いっぱいを消化したマンションを建てられないケースがよくあることとまったく同じことで、容積率規制というのは、その制限を超えた建物は建てられないという数値であって、その数値いっぱいの建物の建築が保障されているものではないのです。むしろ様々な事情によって規制値一杯の容積率は実現できないことが一般的なのです。
本件についていえば、たとえば、ピロティ型の公開空地をさらに増やし建築面積を大きくする、平均階高を現在の案の5mから4m程度に下げる、地階をもっと増やすなど建築計画に工夫をすれば、建物高さを60m以下に抑えても、容積率700%は実現できるのです。単に、上限容積率の700%を消化しながら、賃料の稼ぎやすそうなオフィスビルを建てたいという、もっぱら私的な利益を追求するだけの土地活用プロジェクトのために、現行地区計画のうちの特定の者の所有地についてのみ再開発等促進区を適用して、建築形態について地域で定めたルールを捻じ曲げて緩和するというのは、これまでの番町一帯の街づくりの努力を無にする暴挙というだけでなく、きわめて不公平な都市計画の運用であることから、また、都市マスとの不整合の法的問題、地区計画の目的欄の記述内容と地区整備計画における建物高さ制限の数値が不整合であるという大きな論理的瑕疵をかかえた地区計画案になっているという問題からしても、この都市計画の変更案には、千代田区在勤の都市計画の専門家として強く反対するものです。
ーーー転載終わりーーー
出典)大方潤一郎先生フェイスブックページの下記11月30日投稿より
(画像をクリックするとPDFが表示されます)
以上どうぞよろしくお願い申し上げます。
2023.11.20
いつも大変お世話になっております。
二番町の日本テレビ本社跡地建替えを、麹町大通りと同じレベルの超高層ビルにすることを可能とする
地区計画改定の具体的なプロセスが始まっておりますので、そのお知らせとお願いです。
先週の半ばに、千代田区より二番町の地権者の皆様に対し、二番町地区の地区計画を改定する素案の説明会のご案内がお手元に届けられております。
説明会は、
11月24日(金)18時~
11月25日(土)10時~
の2回で、場所は千代田区役所の4階です。
地権者のみ参加できる説明会ですので、もしこのメールをお読みの方で、二番町に土地建物をお持ちの方であれば、ぜひご出席いただき、その内容をお聞きいただいた上で、千代田区にご意見をお寄せくださいますようお願い申し上げます。
また、ご家族やご友人、お知り合いで二番町の地権者の方がいらっしゃいましたら、この説明会への参加を呼び掛けていただけますと大変ありがたく存じます。
この二番町地区地権者への意見募集の次は、周辺の地権者・住民・就労者などへの意見募集がございます。
その際にはこれまで同様に皆様のお力をお借り致したく、ぜひよろしくお願いいたします。
2023.10.31
令和5年10月13日(金)に、約1年ぶりに開催されました千代田区日本テレビ通り沿道まちづくり協議会の「会議録要旨」と「当日配布資料」が下記ホームページに公開されておりますのでお知らせ申し上げます。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/toshi/kekaku/guidelines/nihontvdori.html
日本テレビ二番町計画の概要、日本テレビ通りの広場の在り方についてなどといった資料も公開されておりますので、会議録要旨と合わせてぜひお目通しいただければ幸いです。
以上まずはご案内申し上げます。
2023.10.9
ご案内が直前になってしまいましたが、第13回日本テレビ通り沿道まちづくり協議会が開催されることになりましたので、お知らせいたします。
傍聴はオンライン配信(Zoom)となり、申込は先着順で300名とのことです。
傍聴登録の方法は下記千代田区ホームページをご確認ください。
日時 令和5年10月13日(金曜日)午後6時30分から8時(予定)
<千代田区ホームページ・日本テレビ通り沿道のまちづくり>
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/toshi/kekaku/guidelines/nihontvdori.html
ぜひ多くの方に傍聴していただきたく、まずはご案内申し上げます。
2023.07.8
番町の町並みを守る会のメーリングリストにご登録の皆さま
現在地区計画がない六番町偶数番地地区に千代田区役所より地区計画が提案されました。
番町の町並みを守る会はこの地区計画案に賛成いたします。趣旨に賛同頂ける皆様は是非、区役所に対し「賛成」の意見提出をお願い致します。
意見書の提出方法
【記入必須事項】
①都市計画案の種類・名称
「東京都市計画地区計画 六番町偶数番地地区地区計画」
②氏名
③住所(法人・団体は法人名・代表者名・事業所の所在地)
④電話番号
⑤意見 地区計画案に賛成の方は「地区計画案に賛成です」としてください。
賛成理由の記述は任意です。参考例を下記に記します。
○「番町地区には一番町、二番町、三番町、四番町、六番町奇数番地地区に地区計画が設定されており、街並みが統一されています。
今回、六番町偶数地区にも地区計画が設定されることにより、番町全体が更に住宅街・文教地区として統一され、その特徴を維持できることになります。」
○ 「番町小学校、雙葉学園等の教育施設が地区のおよそ三分の一を占めている六番町の静かな教育環境を維持することに繋がります」
○「住民有志が区役所に地区計画制定を要請して以来、長い年月を掛けて意見調整が行われたと聞いています。番町全体の調和のために地区計画案を進めて頂きたいと思います。」
【提出方法】
下記のいずれかの方法でご提出下さい。
①メール roku-gusu@city.chiyoda.lg.jp
②ファクス 03-3264-4792
③郵送 千代田区役所 景観・都市計画課
〒102-8688 千代田区九段南1-2-1
④持参 千代田区役所5階 景観・都市計画課
【締切】
メール、ファクス、持参の場合は、7月14日(金)午後5時到着まで。
郵送の場合は、当日消印まで。
【意見書を提出する権利がある方】
千代田区民、千代田区内在勤者/在学者等の利害関係者はもちろん「六番町が好き」という方も意見書を出せます。
以下、長くなりますが、今日に至る経緯をご説明します。
「六番町偶数番地地区」とは六番町の北半分のことで、番町小学校、雙葉学園が面積の約3分の1を占めています。抑制的なまちづくりを必要とする文教地区ですが、現在、当該地区には高さ制限を含めた地区計画が定められていません。地区計画がないままの状態では将来「学校が高層ビルの谷間にある」という異常な事態となる可能性があります。ちなみに、南側に接する六番町奇数番地地区計画では高さをおおむね22-25mに制限しています。
今から約6年前、いくつかの高層マンションの建築をきっかけに「六番町の空を守りたい」「町の良さを次世代に引き継いでいきたい」との思いから地元有志の方々がまちづくりの取り組みを始めました。その後、2018年3月に千代田区に住民有志案を提出し、今回の計画案の公告縦覧に至っています。尚、この計画案は、高さ制限を既に超えてしまっている既存の建物については、建替時に現状の高さを維持できることになっています。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/toshi/oshirase/rokubancho-juran.html
公告縦覧されている計画案は「建物の高さの最高限度」などの面で千代田区に提出された元々の住民有志案よりも緩やかな内容となっていますが、主張を押し通し続けて地区計画が決まらないことを危惧し、住民有志の方々は区役所案を受け入れる判断をしたとのことです。
今回、公告縦覧されている地区計画案には幅広い方々の意見書提出が可能です。千代田区民、地区内在勤者/在学者等の利害関係者はもちろん「六番町が好き」という人でも意見書は出せます。この計画案を地区計画として実現するためにもぜひ賛成意見の提出をお願いします。